OPTPiX SpriteStudio SDK
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OPTPiX SpriteStudio SDK Documentation

初めに

このドキュメントはOPTPiX SpriteStudioのデータを取り扱うためのC++ライブラリのドキュメントです。
また、SpriteStudioから排出されるXMLデータの構造を記載するドキュメントとなります。

本SDKの構成について

本SDKは、下記のライブラリが含まれております。
・OPTPiX SpriteStudioのネイティブのファイルフォーマットである、sspj、ssae、ssceの読み込み用ライブラリ
・読み込んだデータの描画再生サンプル(簡易ビューア―)

SpriteStudioのXMLデータ構造について

基本的にsssdkのクラス名、メンバー名はXML内ドキュメントのタグと一致しております。
そのためXML内のタグの意味を知りたい場合、このドキュメントのクラスのメンバー、又は列挙型のドキュメントを参照下さい。

OPTPiX SpriteStuidoで作成されるファイル形式はsspj、ssae、ssceの三種類となります。 旧形式のssaxにつきましては、別途あるssaxのドキュメントを参照下さい。 (SpriteStudioのユーザーサポートページにございます。)

sspjファイルについて


sspjは、SpriteStudioのプロジェクトファイルです。 このファイルには、プロジェクトに格納されているアニメーション、テクスチャ、セルマップの参照先の記載、 参照ファイル名の格納が行われています。

ssaeファイルについて

ssaeファイルは、アニメーションデータのパーツの内容とその組み合わせを記述した「Model」部と「Model」を使用してキーフレームアニメーションを記載したAnimation部で構成されています。
Model部はXMLドキュメント中の<Model>で定義され、Animation部はXMLドキュメント中の<animeList>以下<anime>で定義されます。
<animeList>のブロックには、<anime>が複数格納される場合があります。(同一のModelでアニメーションを作成している場合)

    <SpriteStudioAnimePack>
        <settings>
            アニメーションの再生設定
        </settings>
        <name>アニメーション名称</name>
        <Model>
            <partList>
            アニメーションを構成するパーツの種別、組み合わせデータの記述
                :
                :
            </partList>
        </Model>
        <cellmapNames>
            アニメーションで使用しているセルマップのファイル名リスト
                :
                :
        </cellmapNames>
        <animeList>
            <anime>
                アニメーションデータ
                    :
                    :
            </anime>
        </animeList>
    </SpriteStudioAnimePack>
  


ssaeファイル partListブロックの解説


partListブロックは、1つのパーツを<value>と定義しパーツの配列として機能しています。
valueの中のタグについては、SsPartのクラス説明ページを参照下さい。

ssaeファイル animeブロックの解説

<anime>ブロックは、アニメーションの再生FPSや名称などの設定値とそれぞれのキーフレームでパーツに適用するアトリビュート値が格納されています。
キーフレームのアトリビュート値は<partAnimes>ブロックに記載されています。
<partAnimes>は<partAnime>のコンテナとなっており、<partAnime>はモデルで定義された各パーツに対応したアトリビュート値がキーフレーム値と一緒に記載されています。

(例)

    <attribute tag="POSX">
        <key time="0" iptype="linear">
            <value>0</value>
        </key>
    </attribute>
  


ここで、アトリビュートはPOSX=パーツの座標Xを示しており、そのキーフレームはtime=0の場所、補完方法はliner=線形補間となっており、
その値はvalue=0となっています。このvalue値がパーツの座標Xに適用されます。
このブロックはキーフレームがエディタ上で作成されている場合、作成されただけここに記載が行われます。
アトリビュートの種類については、SsAttributeKind で検索、補完方法については、SsInterpolationTypeを参照下さい。

ssceファイルについて

ssceファイルは、OPTPiX SpriteStudioで作成されたセルマップの情報が記述されているファイルです。
各セルは、<cells>のブロック内で一つづつ<cell>要素で記述が行われています。

例)

    <cells>
        <cell>
            <name>arm_l</name>
            <pos>128 0</pos>
            <size>128 192</size>
            <pivot>0.4296875 -0.354166656732559</pivot>
            <rotated>0</rotated>
            <orgImageName></orgImageName>
            <posStable>0</posStable>
        </cell>
        :
        :
 


基本的にssceは、複雑なフォーマットにはなっておらず、cellの配列として記述が行われておりますので、
各タグを本ドキュメントで検索頂けるとご使用いただけます。